この記事では、物が捨てられないご家族と一緒に断捨離を成功させたいあなたに、「こんまり流では失敗した私が、実際に汚部屋から脱出した方法と手順」をご紹介します
改めまして、片付けコンプレックスの母と一緒に断捨離実況中の捨てられない吉永娘です
「使わないのはわかってるけど、もったいなくて捨てられない」
ときめく物なんか無いけどとにかく捨てられない!
今でこそ自称ミニマリストの私ですが、未だに物への執着はある方(笑)
それでも私は成功し、快適な生活を手に入れることができました!
その三つのコツとは
- 捨てない
- 分ける
- 2度選別
です。
今はこの方法で汚部屋の母が取り組んでます
こんな方へ
- 断捨離したくても結局捨てられなくて失敗してしまうあなた
- 捨てられない家族とどう取り組めばいいかわからないあなた
参考になれば幸いです
▼自分ではなく家族と片付ける方はこちらの関連記事を先にお読みいただけると嬉しいです!
親と喧嘩しないで実家の片付け掃除をしたい!私の成功手順とコツ
記事の大まかな流れ
- 捨てない片付け法
- こんまりと比較
となっております
捨てない片付けってなに?
片付けで人生変えるにはミニマリストなみに捨て変態にならないといけないと思われがちですが、最初からそんなんできないですよね。
捨てられない!
はなかなか変えられない…
そこで、まずは捨てずに別の場所へ保管!
というやり方で私は成功しました
これで「もしかしたら使うかも…」という不安で「捨てられず残してしまう」ということをなるべく減らすことを目指します!
捨てられない人におすすめの手順と方法
- 一気に片付ける
- 捨てるのではなく分ける
- 残すものを同じ用途、サイズに分ける
- 最低限(同時に使う)必要な個数を出す
- 再選別
- 保留物を一か所にまとめて置く
一気に片付ける
毎日コツコツとか習慣づけてこれから片付けていこう!とはぜすに、片付けると決めたら一気にできるだけ短期間に終わらせましょう
一日数時間しか取れないなら取れないで問題ないですが、それを全片付けが終わるまで継続させます
時間が取れない方にオススメは、1日に1カテゴリーずつ進めることです
次のカテゴリーは最悪何ヶ月後でも構いませんが、必ず手をつけたカテゴリーは一気に終わらせると成功率が高いです!
家じゅう片付けが終わるまで毎日(決まった曜日)時間を取る
捨てるのではなく分ける判断基準は3つ
- 無くしたら買う・絶対必要・大好き・
毎日使っている - 使ってなかったけど必要・好きなわけじゃないけど捨てられない・いつか使う・ないと困るかも・あると便利
- 捨てられる・手放せる
手順1・手放す物を決める
上に書いた三つの条件を参考に一旦、振り分けます
コツは、一旦毎日使ってるものでも「いつか使う袋その2」に入れて、使うときに出せばいいや、くらいの勢いで分けていきます
難しいですが(笑)気持ちはこんな勢いで!
こんまり流では捨てるものではなく残すものを決めますが
汚部屋住人向けはまず、手放せるものをゴミ袋に入れていきます
これが第一歩です
なぜなら、何を残せばいいかまだわからない状態なのでとにかく物を減らして、片付けることに慣れていく必要がありました
実際に目の前のものを一つ一つ手に取っていくと、どうしても捨てるものを決める方が楽です
ここでお金になるかどうかはあまり考えないで進めたほうが上手くいきました
お金になるなら手放せるというものは手放せる袋に一旦入れて置くといい感じです
これが出来るようになると成功が近いです
手順2・用途で分け、再選別
分類が終わったら1の中で同じ大きさ、用途をまとめます
そして用途ごとに最低限使う個数を割りだし、はみ出た分もう一度選別します
個数割り出しした日の実例≫【巾着ハンカチ類の断捨離】洋服で失敗した反省点と改良点とは?
個数が難しかったらとりあえずの収納スペースが決まっている物は入るだけと決めるのもおすすめです
一つ一つ見ていくと大切なものに思えても、同じ用途のものが集まって比較すると「こっちのがあるしコレはいらないかな」と考えが変わることがあります
それが手順2の目的狙いです
しかし、収納について考えるのは後回しなので家中選別が終わってから後でまた再々選別するからいいかくらいの気軽な感じで。
そしてはみ出た子を「2保留」か「3捨てる」に分類します
ここで厄介なのが専用の物という考え方
専用のものは必要ありません
兼用する勇気を一度持ってみてください
どうしてもだめなら後で一時保管場所から取り出してくればOKです
関連 「もったいない」より強敵!捨てられないもう一つの理由とは?
手順3
そして、2の保留は、袋や箱に入れて1と混ざらないように保管してください
いつでも家の中にあるので、1の数を少なくするという本来の目的に近づきやすくなります!
そのうち、保管場所にあるものは使わないと実感できてきて、なくても平気だなとわかるようになります。そうすると、邪魔だから捨てよう。となってきて捨てられます
捨てられなくても何度もこの選別を繰り返してだんだん家のものが減ってきます。
時間はかかるけどコレが成功した方法です
もう少し詳しい流れや残った持ち物問は出版させていただいた本にもあります(宣伝)
本来おすすめの片づけはこんまり流だが…失敗!
こんまり流の、カテゴリーごとに手に持って、一気に、という片付け祭りの「順番」や「考え方」はとても参考になりました
しかし、これでは、なかなか進まなくなってしまいました
世の中にはここまで思い切れない人種もいるのです…汗
こんまり流の特徴はこの5つ
- 一気に片付ける
- 完璧に片付ける
- 「捨てるもの」をさがすのではなく「残すもの」を選ぶ
- 残す判断は手に取ってトキメクか
- 場所毎片すのではなくカテゴリー毎
- 本人が実際に実行する
- 頭の中で終わらせずに必ずすべてを手にとって判断する
- 片付ける順番(服>書類>小物>思い出品)
この中で、どうしても捨てられない人(私や母)が陥りやすい失敗理由が2つあります
- 「捨てるもの」を探すのではなく「残すもの」を選ぶ
- 判断基準が「トキメキ」
この二つをちょっと違う視点から考えて片付けをしました
つまりそのままではお勧めでできないのでその理由をこれから書きます
こんまり流失敗の理由
- 「捨てるもの」を探すのではなく「残すもの」を選ぶ
- 判断基準が「トキメキ」
「残すもの」×「トキメキ」が合わさると、本当に好きなものだけに囲まれて、満足度も高まるし、少ない数に一気に減らせるのですぐにゴールです。
ですがこの方法は、もともとある程度物が捨てられる人で、もっと部屋をキレイにしたいなの方ならできると思います。
または一度、上にに書いた吉永流を実行して少し経った後の方などです
汚部屋住人はトキメキ感度が低い?
(とは限りませんが、母も私もそうなので、そういった方向けです)
安いからと妥協して買った物や、もらい物、いつか使うものが多くなりがちな捨てられない方
脚の踏み場もない物であふれかえっている人は、そもそもときめくものはあまり持っていないというか、トキメキというのがわからず、
どうしても「もったいない」「まだ使える」しか判断基準が作れずに物が捨てられません
何が必要で何が不要なものかわからず、不要品=捨てるという図式ができていません。
存在も忘れていたようなものを取り出してきては
「これ探してたのよ~まだ使える」
なんて、眠っていた嘘物のトキメキ心がアピールしてきたりします
そして、「使っている」=「必要なもの」と考えがちで、このままでは減りません
(本当は使っている物でも不要なものはたくさんあります)
また散らかります
そこで気を付けたいのが、直観や感情だけではなくもっと具体的な数値や目標が必要を立ててそこを目指すやり方をご紹介します
断捨離の一番の大切なコツ
一度、本当にぎりぎりのもので生活してみることが大切です
「いつも使っている物がなくてもなんとかなった」
「これで代用できた」
という状況を実際に体験することが、断捨離で一番重要です
それを考えずに、ただ物を減らしてみても中途半端になり
「あれ捨てなければよかった」
「あれがあればよかった」
と、結局また無駄に買い足してしまったりして、以前と同じ汚部屋に戻ることになります
こんまりさんがいう「完璧」とは、完璧に最低限のものを残すことをしないといけないという意味と解釈できます
後悔する理由
さっき捨てる基準で書いたように「困るかも」レベルまで捨てることができたあなたなら絶対に大丈夫です
逆に、中途半端に片づけをして、中途半端に物を残した方は、「あ~あれ捨てなければよかった」と後悔することになります
なぜなら、「人生で自分にとって何が必要で何が不要なのか、片付けによって人生が変わった体験」というのを体感できず失敗しているからです
いざ広げて見てみると捨てられませんが、保管してみると実際にそれがなくても大丈夫ということを実感できます
そのほうが幾分か精神的ハードルが下がります
「もったいない」精神は付きまとうかもしれませんが、片付け方も断捨離の考え方もなんとく染みついてきていて、自分に必要なものがわかるようになってきます
私は自己流だったので3年くらいかかりました
時今取り組んでる母も途中私の子育てを手伝ってくれて中断しましたが、3年経った今、持ち物が1/4程度まで減りました!
今は信じられなくても、是非こんな感じで挑戦してみてください!