こんばんにちは、捨てられない母と汚屋敷の片付けに挑戦したミニマリストのビーチサンダル吉永です
- 親の家は足の踏み場もなく汚すぎる
- けど、ゴミですら捨てたがらない
今日はとても多く寄せられた質問というかお悩みに、改めてお答えしつつ考えてみたいと思います
この記事は、
片付けをどうやって始めたらいいのか…
いい加減ゴミが多すぎる実家の片付けを始める取っ掛かりとして、
親の説得方法について実体験をお話します
親の説得方法は「捨てないこと」じゃぁどうすんの?
掃除ができない親御さんというのはきっと物も多くてまずはそれからですよね
物を減らして生活空間をどうにかしたいんだけど、
物を捨てようとしたり、私たちからみてゴミを捨てようとしたりするとたちまち拒否!!
なので、捨てることや、手放すことは伝えず、もちろん、勝手に捨てたりゴミだと決めつけることもしないようにした方がいいと感じています
このブログを始めたきっかけは、母自体が少しだけやる気になったことがきっかけでした
じゃぁその前に私は何をしたかというと、それは二つ
- ミニマリスト娘の自宅のスッキリさを体感してもらう
- 普段使うところの「整理」から取り掛かる
この辺りが肝心だったなと思っています
すっきりさを体験してもらった
私の家はミニマリストと言えど、夫は違うのでいちおうソファーやテレビと行った普通の家庭にある家具家電はありましたが、それ以外は物が少ない方なくらいにスッキリしていました
そういう家を最初は
物が少なすぎる、不便そう
と言っていた母でしたが、私が洋服を脱ぎっぱなしにしても、使ったものを出しっぱなしにしていても、子供のおもちゃが全部出してあっても、
つまり、片づけをしなくても
それでも「きれい」「物がどこにあるかわかる」という生活をしているところを目の当たりにして
家って、こんなにきれいでも生活できるんだ
とか
出しっぱなしにしても平気(それなりに過ごせる)んだ
というのを、知ったようです
▼散らかってもこのくらい(ソファーの上に私のジャンバーやカバン、テレビの横にチラシとか使ったもの出しっぱなし、床は子供のおもちゃ)
どれも、5分以内で片付けられるものだけ
親は自分が特殊だと思ってない
実は、
母の年代なのか、類は友を呼ぶなのかはわかりませんが、母の周りにも家は物であふれている人ばかりでした
といってもうちほど物はないけど…
でもそういう人たちは「整理整頓」ができていて、物は沢山あるけど床に物はない状態で流しとかも綺麗にできていました
そんな中、母は、整理整頓ができずに洗い物ができずに、床は物だらけ、台所は常に雪崩が起きる状態だったので
「自分は片付けが苦手なだけだ」と思っていました
だから、「物がない家」というのを知らなかったんですね(というか事実はどうあれ希少な家だと思っていた)
だけど、ミニマリスト宅をみて、そしてそれが身近で今まで通り自分(母)よりズボラに生活している娘を見て(むしろ何百倍も快適に過ごしている娘)
片付いた家(物が少ない家)もいいかもしれない
うらやましい、片づけをしなくてもいい家にしたい
と思うようになったようです
でも、これって、うちの場合は、近所だったこともあり、なかなかこの手順を踏むのは難しいと思います
すると、やっぱり、子供や家族である自分がなんとか動かないといけない…
一緒に片づけをするために説得しないといけないと思います
そこで、もう一つ、私が取り組んでいたのが、「捨てない」ことを伝える整理整頓から取り組むことでした
「捨てない」で「整理整頓」からするメリットと目標
ミニマリストである私でもいまだにそうですが、「一度手に入れた物を捨てる、手放す」というのはかなりの覚悟がいります
今捨てなくても、もっと後でもいいんじゃないかって思うし、どうしてもまだ使うかも、使えるしってなります
なので、すてるんじゃなくて生活空間の整理整頓と称して、まずは今あるものに目を通してもらうことが一つ目の目標でした
すると、その中から、要らない物、あきらかなゴミっていうのは一つくらいは出てきて、捨てる心のハードルがだんだん下がってきます
そして、生活空間の一部分でも綺麗になれば、使いやすさとかを実感して徐々に、本当に徐々にですが、片付けモードに入ってきます
家が汚いから片付けて、とかではなくて、
例えば、お孫さんがいたら
「この子がつまづくから床の物だけちょっと棚に上げられるように整理してもいい?」
とか、からアプローチ
最終的には本人に手を動かしてもらいたいですが、最初はそのくらいからスタートです
本やネットでは、お母さんがつまずくと危ないからちょっと整理していない?
みたいなアプローチが多かったのですが、私の実体験としては、「本人の為」を装ったアプローチは失敗は多かったです
「えー別に大丈夫よ今のままで私は」
という回答が多かった
お孫さんが居なければ、自分(親の子供)の希望として、アプローチが良かったです
「これ欲しい」って言って一時的にもらってきてみたり、
「ここ歩けるようにしてもいい?最近ひざ痛くて」とか。
うちの場合は、孫の為というのが格段にスイッチの入りが違かったです
孫ができただけじゃかわらなくて、実際に、孫を連れてきて倒れて頭に物が当たりそうになったり
いたづらでどうしても危ないものをよけたり、
床になんでも落ちてるので、口に入れないように床には段々物がなくなりました
20年は出来なかった床に物を置かない生活
これが、孫が来た一日で対策を取るような行動力に変わりました
こんな感じで、目的は「自分の手で自分の持ち物を見直してもらう事=片付けモード突入」
ここから始めました
孫がいても、ダメなんですな場合
お孫さん(あなたのお子さん)が遊びに行ってもだめな場合で失敗している理由ってなんでしょうか
私が想像できる範囲だと、
行く前から汚い家だから連れて行きたくないって態度になってしまって、子供に悪影響が出たときにガミガミ言ってしまう「だから連れてきたくなかったんだ!」とか「片付けてよ!」とか
お孫さんが危ない目に合わないように細心の注意を払い過ぎとか(払い過ぎってことは無いけど)
私は、そんなに神経質じゃないので、子供が多少危なくても放置して様子を見てました
その際、さりげなくきれいな家でのびのびと過ごしている様子を動画なんかで送っておいたりして比較できるようにしました
出来るならどれだけ危ないのか、どれだけ孫を連れてくるのに向いていない家なのか見せたほうがいいです(可能ならですが)
そもそも、お孫さんのために動けないくらい重症→これはもう、私レベルではお手上げ
汚部屋住人の方でも種類があって、その中でも生ごみを捨てられない方は、もう少し根本な解決策が必要な気がします
心の病気だって言われている現代ですしね
わたしなら、もう親の自由にしてもらいます
子供の自分に降りかかるのはちょっと腹が立つかもしれないけど、親の自由といえば親の自由なんですよね、持ち物や親の家なんですから
親との関係を悪化させるのはもっとめんどくさいですから
片付けないくせに孫に会いたがる場合
それでも孫を連れてこいとか帰ってこいとかいうなら、やっぱりどれだけ危ない家なのか、空気が汚いなら、医者から「空気には気を付けてくださいって言われた」とか嘘つくくらいでいいと思います
もう一つ言えるのは、
親に振り回されるのはやめたほうがいい
もう別々の人生です
好きにしてもらう代わりに、こっちも好きにします
親より自分の子供や自分を守る事をしていいはずです
親孝行は3歳までに終わってますから
私もお手上げ!ゴミ屋敷の祖父の場合
うちの祖父は生ごみはないけど、割りばしの袋(紙のやつ)とか、たばこの箱を包んでるビニールとかも捨てられない人でした
結局、遺品整理は私の代まで現在進行形で終わらない状態です
関連≫【遺品整理ブログ】祖父の荷物に10年かかった思わぬ理由
でも一つだけ違うのは、祖父には寄ってたかって「物が多いこと」を話題に出したり、捨てないのか聞いたり、ゴミを捨てずに持ち帰ったときに「それも持ち帰るのか?「ごみでしょ!」と言ってしまっていたことです
そしてだれも、片付けや整理整頓を一緒にはしなかったです
半ばあきらめていたし、「祖父の事」なので好きにしてもらっていた(そういう性格を認めていた)というニュアンスですが。
それでも、ぽろっと嫌味というか言葉は出てきてしまっていた
物を集める、捨てられない事を認めつつ、生前整理として何か手伝えていたら、遺品整理もこんなに大変じゃなかったかもなーと思います
でも、正直、母程度の汚部屋(洋服や書類、いつか使うでとっていて部屋が使えない程度)ならいいですが、祖父レベルの(テレビで行政が何度も通ってくるレベル)だと、私レベルではどうにかできる気がしません
そのレベルで大変な親御さんをお持ちでこのブログまで訪れてくれた方には申し訳ないですが、この方法しか今のところ浮かびません…
捨てられない親を説得する方法まとめ
- 捨てない(捨てると言わない)
- 整理整頓から
- 責めない
- ゴミかゴミじゃないかはこっちは口出さない
最後に思う事
なんか一般的なことしか言えなかったです
私も(孫ができて母は変わった)いまだからこんな内容をかけるのですが、孫ができる前の母や祖父を目の当たりにするとこんなのきれいごとで、こんな生易しいレベルじゃないよなーって思います
それでも、この方法しかない気がします
第三者に頼む場合も、勝手に捨てる業者タイプじゃなくてカウンセリングタイプが絶対おすすめです
一緒にやってくるタイプのサービスです
使ったことは無いのですが下の本を書いた方がやっているサービスはよさそうだなって思いました。
本のなかでちょっと触れていて知りました。この本も、ミニマリストほど極端でもなく、親の気持ちに寄り添い最低限安全に清潔に暮らせる家を目指してくれるところがとてもよくて、参考にさせてもらってます
お片付けサービス≫サマンサ・ホームステージング(お片付けサービス)
▼どんな方でどんな雰囲気なのかは本から伝わってきます。レビューも見てみてください
(本)≫(杉之原 冨士子さん)片づけなきゃ親の家 片づけたい自分の家
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この記事を読んだ方が次に読んでる記事はこちら
≫我慢してたのに爆発!だから片付かないんでしょ!!と言ってしまった日の記録
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